「正しい姿勢」は、「疲れを取る」あるいは「疲れにくくする」ために重要なポイントのひとつです。
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ここでは、デスクワークの際に気を付けたい「正しい姿勢=疲れにくい姿勢」をご紹介していきます。
主に注意するポイントは4つあります。
背もたれが背筋に沿うように座る
両足が床につくように
ヒジをついて90度以上になるように机を調整
ディスプレイまでの距離は40cm以上、目の位置よりやや下に
それでは、それぞれを具体的にみていきましょう!
背もたれが背筋に沿うように座る
「正しい姿勢」はイスの背もたれにはもたれずに、背筋をピンと伸ばすと考えている方も多いかもしれません。
しかし、背もたれを利用しないと結局は前かがみになってしまうので、背もたれに背筋が沿うように座った方が、背筋も伸び身体への負担も小さいのです。
また、背もたれとお尻に間が空かないように深く座ることもポイントです。また、座面の先とヒザの裏の間に、こぶし一つ分程度のすきまが出来るのがベストです。
両足が床につくように
イスを高めにするとまっすぐ伸びているような気になることもありますが、それはかえって身体に負担になってしまいます。足の裏全体が床につく高さに調整しましょう。
高さが調整できないイスを使っている場合は、しっかりとした台などを置いて足の裏がつくようにしましょう。
ヒジをついて90度以上になるように机を調整
疲れにくい「正しい姿勢」かどうかは、意外にヒジの状態が大事です。楽な姿勢でヒジを置いたときに、開いたヒジの角度が90~100度くらいになるように机を調整してください。
高さもそうですが、デスク上のスペースを確保することも大切です。まずは机の上を整理して、イスにヒジ掛けがある場合は活用しましょう。
最悪なのは、ヒジが浮いた状態で、マウスやキーボードを使い続けること。肩こりや首のこりの原因になるだけでなく、あらゆる箇所に「疲れ」がたまっていきますよ。
ディスプレイまでの距離は40cm以上、目の位置よりやや下に
ディスプレイと目の距離を40cm以上確保してください。そして、やや下に見下ろすようにして、自然とあご引く姿勢になるように調整してください。
無意識に前かがみになってしまうときは、机が低すぎる可能性があります。